サロントリートメントを
やりすぎるお客さんの髪の方が ダメージが激しい!
トリートメントに無関心な人の方が
綺麗な髪を維持できてたりする。。。
最近は このサロントリートメントでも
素髪や すっぴん髪などの表現をするところが多くなってきた。
この記事でも書いているけど 多くの方々は
過度な表面コーティングをしないのだけが
素髪、すっぴん髪だと思ってる!!!
ここらの仕組みが 非常に
わかりにくくなってる。
んじゃ ここの本質に迫っていきたいと思う。
コーティングによって
キューティクルがダメージする
コーティングによって
結合水に悪影響を与える
ツヤや手触りを求めるために
表面コーティングをするから
髪の毛はダメージしていくのだ!!!
確かに コーティングしすぎは
絶対に 髪を傷めてしまう!
これは 揺るぎないお話だ。
ただ 最近は これだけじゃ
わかりにくくなってきちゃったのだ!
間違いだらけの ヘアトリートメントの歴史
わかりやすく 素髪やすっぴん髪を理解するには
まず ヘアトリートメントの歴史から考えた方がいいかな・・・
この記事で 現在の主流の
サロントリートメントの お話をした。
なにかしらの ケラチンだとかの
髪の毛の類似成分や栄養成分?だのを
髪のダメージホールに入れて
持続性(持ち)を良くするために
絡ませたり 巨大化させたり
元々 大きいモノを無理やり入れ込んだりして
そして ポリマーなどでコーティングして
出にくくする。
だよね〜 ただ こりゃ最近のお話だ
サロントリートメントが
出来た頃はどうだったのか?
髪の毛のダメージホールに
何かしらの成分を入れる原理は同じだ
↓
理美容師間でいうと 30年ぐらい前に
PPTというモノが 日本に上陸した頃だよね。
ケラチンとかいうタンパク質もここで広まった
髪の毛は ケラチンというタンパク質で出来ていて
そのケラチンが 何と 髪の毛の中まで入って
ダメージ補修をしてくれる!
分子量というのは
そのケラチンタンパク質の大きさの事ね♩
髪の毛と同じ成分が 髪の中まで入って
ダメージホールを補修してくれるんだからね
↓
青色が 低分子で中まで浸透する PPT
緑色は 高分子でキューティクルの
隙間から入り込めないで表面につくだけ。
でもこいつにゃ とんでもないデメリットがあった。。。
キューティクルの隙間から 髪の中まで浸透するような
ちっちゃな粒子のケラチンじゃ
最も簡単に 出て行っちゃうよね〜!
低分子のケラチンは 髪の中まで入るけど
簡単に 流出してしまう!!!
ま そんときだけの 効果しかないわな
ここで メーカーさんや
多くの理美容師さんは
大きな間違いを起こすことになる。。。
中まで浸透した ケラチンを
なんとか 持たすようにしたい!
これは 商売的な一面もあるし
せっかくなら 持続させてあげたい!
そんな 気持ちもあったのだろう。
そこで 考えたのが
↓
そう 諸悪の根源
表面コーティング!
この頃は 高性能のシリコンや
ポリマーなどが どんどん出たね〜!
挙句の果ては ホームケア用の
キューティクルコートなるもんまで
発売されて 大ヒットした!
でも ここらで
過剰なコーティングのデメリットも露見してきた。
パーマがかからない カラーが染まりにくい
取れたら 余計ダメージしててバサバサ・・・
そして 平成になり ノンシリコンブーム
本当は ここらで方向転換すればよかったのに
まだ まだ
ヘアトリートメントで
髪を 綺麗に見せたものを
長期間 持続させたい!!!
多くの 美容メーカーや美容師が思っちゃた!
客単価UP!付加価値メニューとして
売り込みたい事情もあったね
トリートメントメニューで
コレだけの料金を 頂くんですから
こんな行程や これだけの時間をかけないと
お客さんも 納得しませんよ!?
トリートメントは 付加価値メニューですから
ただ塗って終わりじゃ 料金頂けません。
だから この行程や機械だとかの使用は
演出効果的な目的もありますから♪
でも 強力なコーティングをすると
髪の毛に良くない結果が出るのも理解してたから
前回の記事にもあるように
あまり強いコーティングではなく
髪の毛の内部に浸透して
絡みついたり 巨大化したり
キュティクルを無理やり開いて
入れ込んだり。。。
中に入ったものを
出ないように考えたんだね!
確かに 素髪 すっぴん髪ってのは
被膜(コーティング)が 最も 悪いもんだ!
ただ 内部補強 こいつにも弊害が・・・
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