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毛髪がダメージする理由 2

前回の記事では
髪の表面のキューティクルの
ダメージについて書いてきた・・・

んで 今回のヘアダメージは

髪の毛のケラチンの消失だ!?

 

 

 

髪の毛の80%は タンパク質で出来ている。

 

そんで

 

ヘアダメージで最も多いのは

ケラチンタンパク質がなくなって

ダメージホールという空洞が

出来てしまうことなんだね。

 

 

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正や
サロントリートメントなどが
原因になることが多いんだけど

厳密にいえば 水で濡らすだけとか
ブラシで梳かしたりとかも
原因になったりもする。

 

ま そこらの ヘアダメージについては
これから詳しく解説していくけど

今回はこのヘアダメージが
治らない訳の説明だね〜〜〜

 

 

これを考えるために
今回も 身体のお話をしよう・・・

 

前回は擦り傷だったけど

今回は 切り傷だ!

 

 

 

 

 

軽い 切り傷で
絆創膏程度で治る場合でも

病院で 縫ってもらうような
切り傷でもいいけど

結構 エグい感じの切り傷でも
日数はかかるけど
身体の場合はくっついちゃうよね!?

 

 

んでもね・・・

 

前回の皮膚のお話と同じように

細胞分裂をしない

 

髪の毛の場合は 体のようにくっついて

再生するような機能は無いんだね。

 

 

これは なぜかというとね・・・

最初の記事で
髪の毛を海苔巻きに例えたよね

 

今回のヘアダメージの場合なら
この海苔巻きの
ご飯粒が 無くなってしまう!

そういう感じなんだけど・・・

 

 

この例え ならね・・・

ご飯粒同士をくっつけている
お酢 が重要なんだね。

 

ちょいと 想像して欲しいんだけど
海苔巻きのご飯粒が 出ちゃって
穴が空いたとして・・・

そこに もう一度
酢飯を入れたらどうなりそう?

 

たぶん・・・

 

お酢が ご飯粒同士をくっつけて

海苔巻きの穴ぼこは 直りそうだよね!?

 

 

んじゃ 髪の毛は???

 

髪の毛のケラチン(ご飯粒)同士は
シスチン結合(お酢)って
いうもんでくっついている。

このシスチン結合(S-S結合)は
お酢や おにぎりの水なんかと違い

結合といわれるように 非常に強くついてて
普通の状態ではそう簡単に切断はされないんだが

 

これが

パーマ、縮毛矯正、ヘアカラー、
ヘアトリートメントなどの薬品で
無理やり切断されちゃうんだよね・・・

 

そんで

ここに人間のケラチンタンパク質に
近い成分(類似成分)として

羊毛や羽毛から取り出した
ケラチンタンパク質を入れていったり
するんだけどね・・・

 

残念ながら・・・

海苔巻きの酢飯のようにはいかない

 

 

ケラチン同士が

もう一度結合する事はないんだ!

 

 

※ここ最近 髪の表面のキューティクル近辺のみで
水分と加熱でほんの少しだけ再結合するケラチンは
作られたけど まだまだ画期的と言えるほどでもないので
今回は該当しないものとする。

 

 

あとね そもそも 羽毛や羊毛から
人工的に取り出されるケラチンは
ドロドロに溶かされているんで
まともな状態ではない!

 

 

 

髪の毛に栄養成分を入れてダメージ修復!

髪を同じ成分であるケラチンを入れる事で
ヘアダメージを再生します!

よくこんな宣伝をしてるけど・・・

 

 

ヘアダメージして

髪のケラチンタンパク質が

流出したり 破壊したりすると

 

何をつけようが 何をしようが

ケラチンが増えることも

他の物質で補うことも

絶対に出来ないんだよね〜!

 

 

毛髪は一度ダメージしたら

絶対に 治らない!!!

 

 

 

これだけは しっかりと理解しといてね

これが 基本中の基本だからね

 

 

 

そして これから
ヘアダメージについて説明していこう!

 

 

続く・・・